器質性EDを病院で治療する方法とは?主な診察から治療まで

EDの中でも物理的なトラブルが原因となり発症するものを、器質性EDと呼ぶことがあります。

精神的には問題がなくきちんと性欲があっても、勃起のメカニズムに関係する組織に異常があると発症する可能性があるのです。

もし発症した場合でも専門クリニックであれば治療可能であり、適切な検査の結果から診断が行われるでしょう。

器質性EDの診察はどのように行われるのか?

診察のための検査は大きく2つに分かれ、まず勃起機能検査が行われるでしょう。

EDにも複数の種類があるため、勃起しないだけでは器質性であるかは断定できません。

そのため専門クリニックでは、患者が何故勃起しないかについて細かな検査が行われています。

陰茎部の神経や血管に異常が認められれば、次に行われるのが器質的要因の検査です。

神経や血管にどのような異常があるのかを調べます。

たとえば血管の異常を調べる場合、勃起を促す効果があると言われる成分を海綿体に注射します。

注射をしてしばらく様子を観察し、勃起に成功すれば器質的には問題ありません。

もしいつまで経っても勃起できない場合、血管障害の疑いが高まるのです。

より細かな検査にこだわるクリニックでは、内分泌検査も行われているでしょう。

勃起に関係する男性ホルモンの数値を測定し、内分泌障害の有無をチェックするのです。

これらの検査と医師による診察を考慮し、器質性EDの有無が決まるのです。

診察は必ず専門クリニックで行うこと

一般的な泌尿器科でも、EDの診察や治療が行われる場合もあります。

しかし、泌尿器科はあくまで泌尿器に関する科目なので、必ずしも男性器に精通しているわけではありません。

EDは男性の性生活に関わるトラブルであるため、専門クリニックの受診をおすすめします。

包茎などの男性治療を行う専門クリニックであれば、EDの診察と治療にも精通しているでしょう。

専門クリニックを選ぶ際は、実績が多く評判の良いところがおすすめです。

器質性EDにはどのような原因があるのか?

神経や血管の異常が原因となるため、心因的要因は関係ありません。

器質性EDの原因として考えられるものは、以下の通りです。

  • 脳出血や脳外傷などの脳神経に影響を及ぼす疾患
  • パーキンソン病やアルツハイマー病などの自律神経障害を起こす疾患
  • 前立腺がんなどの手術により海綿体が損傷する
  • 無理なセックスによるペニスの中折れ
  • 朝立ち状態のときにペニスをどこかにぶつけてしまう
  • ペニスサイズに合わないオナニーグッズを無理して使い続ける
  • 生まれつきの疾患によりペニスが異形である

これらの原因から起こるトラブルは、いずれも適切な治療により解消されるでしょう。

器質性EDを治療するための方法とは?

治療法は多く確立されており、それぞれの原因に合ったものを選ぶことが重要です。

検査の結果により、最善となる治療法は異なります。

専用の治療薬による薬物治療

器質性EDの治療で最も基本となるのが、薬物治療を続けることです。

たとえば動脈硬化により血管障害がある場合、治療薬が処方されるでしょう。

治療薬には複数のものがありますが、どの専門クリニックでも処方されるものは基本的に変わらないでしょう。

最もポピュラーなものが、即効性が期待できるバイアグラだと言われています。

効果が現れるまでには個人差がありますが、服用してから30分で勃起できる人もいるかもしれません。

また24時間以上効果が継続すると言われているシアリスも人気があり、希望する患者数も増えつつあるようです。

ペニスに直接注射をする場合もある

神経や血管が断裂している場合、治療薬だけでは効果が期待できません。

そのため直接ペニスに薬物を注射する治療法もあります。

中でもICI療法と呼ばれるものが一般的で、薬物の働きにより勃起を強制的に促すのです。

ただし日本では厚生労働省の承認を受けていないため、自己責任で治療を受けなければなりません。

治療実績のある専門クリニックであれば、安全性は高いでしょう。

まとめ

器質性EDの男性患者は、世代の幅が広いと言われています。

まず神経や血管の状態は、健康状態によって左右されることもあります。

また思わぬ事故に巻き込まれ、ペニスを痛めてしまう可能性も否定できません。

器質性EDは中高年だけのトラブルではなく、若い男性にも関係すると覚えておきましょう。

しかし、適切な治療法により改善が期待できるため、過剰に心配する必要はありません。

少しでも調子が悪いと思った場合、すぐに専門クリニックを受診する行動力が自分の身を守るのです。

薬物治療を行う場合、ペニスに直接的な痛みはありません。

副作用でめまいなどが起こることもあるため、異変が起きればすぐに担当医に相談してください。

また直接注射をする場合ですが、少しだけ痛いかもしれません。

しかし、サービス性の高い専門クリニックであれば、痛くない細い針を採用しているでしょう。

また麻酔が可能となる場合もあるため、診察時に相談すると良いでしょう。