朝立ち出来る人のEDと出来ない人のEDにはどんな違いがあるのか

朝目覚めたときに性的興奮とは関係なくペニスが勃起することを、一般的に朝立ちと言います。

男性の身体にとっては生理現象と考えられていますが、朝立ちが起こらない場合はEDを疑った方が良いでしょう。

朝立ちが出来る人と出来ない人とでは、健康状態に大きな差があることも考えられます。

健康な男性は睡眠中でも勃起する?

某専門クリニックの情報データでは、健康な男性は睡眠中であっても5分から10分ごとに勃起をするとあります。勃起を起こす回数には個人差がありますが、一晩に3回から8回程度ペニスが反応を起こすようです。

補足
就寝中にペニスが勃起する現象を、夜間勃起と言います。夜間勃起の最後の1回のタイミングで起こるのが、朝立ちであると考えられているのです。勃起のためのトレーニングとも言われており、思春期から青年期の男性に多いというデータも存在します。

加齢とともに朝立ちの回数も減少する傾向にありますが、男性ホルモンの分泌量が関係することが研究によって解明されています。

ペニスが勃起するためには、テストステロンという男性ホルモンの一種が必要だと言われています。テストステロンは加齢とともに減少しやすくなることも、研究によってわかっています。そのため中高年や高齢者となると、朝立ちが難しくなると言えるでしょう。

反対のことを言えば、朝立ちが起こればテストステロンが十分に分泌されている証拠と言えるでしょう。毎朝ペニスが勃起する男性は、神経や血管の状態が健康的であると考えられます。

朝立ちが出来なくなると危険?

「朝立ちが出来ない=ED」とは言えません。一口にEDと言っても様々なタイプがあり、診断基準には朝立ちの有無が含まれていないためです。

しかし勃起に必要なテストステロンの分泌量が減少すれば、EDを発症しやすくなってしまうでしょう。

今まで普通に朝立ちが出来ていたのに急に出来なくなった場合、専門クリニックを受診した方が良いでしょう。

中高年になってからは注意が必要

EDは若い男性が突然発症することもあります。しかし某専門クリニックが調査を行ったところ、ED発症率は40歳以上になると高くなるという結果が出ています。

また朝立ちの回数が減少する年齢も、40歳以上が多いというケースがあります。

上記でも説明した通り、テストステロンの分泌量が減少傾向にあることが影響しているのでしょう。若いころは自由に勃起出来たとしても、いつの間にか衰えている可能性もあるのです。

朝立ちの有無は絶対的なものではなくても、EDかどうかの1つの判断材料となるでしょう。

ストレスが原因で朝立ちが出来なくなる場合もある

EDには精神状態の悪化によって発症する心因性EDと呼ばれるタイプがあります。

ストレスが主な原因であると考えられていますが、朝立ちにも影響する場合もあるでしょう。

テストステロンなどの男性ホルモンは、一酸化窒素の生産をサポートすると言われています。一酸化窒素には狭くなった血管を広げる効果が期待出来ます。そのため一酸化窒素の量が増えれば、下半身への血行を促進して勃起しやすくなると言われているのです。

しかしストレスにより緊張状態が続くことで、男性ホルモンが減少してしまうという研究データが存在します。つまり生産される一酸化窒素も減少してしまい、朝立ちが難しくなってしまうこともあるのです。

朝立ちが出来ない男性は出来る男性と比較して、ストレスに弱くホルモンバランスが乱れやすいと言えるかもしれません。ストレスが慢性的に続くと、ED以外の不調が起こることもあるでしょう。明らかな疲労感がある場合、無理をせず休養を取ることをおすすめいたします

朝立ちが出来るようになるための対処法について

健康的な朝立ちが出来るようになるためには、是非とも以下に挙げる対処法を参考にしてください。

  • 規則正しい生活習慣を心がける
  • 食事内容は偏らずバランス良く栄養を摂る
  • ストレス発散となる楽しみを見つける
  • 適度な運動をして汗を流す習慣を身に付ける
  • ペニスを痛めないために無理なセックスやオナニーは控える
  • リラックス効果が期待できる入浴やマッサージを試す
  • 精神状態に問題がある場合は精神科や心療内科のクリニックを受診する
  • ED治療薬を処方された場合は用法用量を必ず守る
  • 治療を続けている間は無理矢理朝立ちを起こそうとしない
  • セックスパートナーがいる場合は事情を伝えて理解してもらう

健康状態が改善され勃起しやすい身体となれば、朝立ちも自然に出来るようになるでしょう。治療を受ける場合は焦らず、注意深く経過をチェックしてください。

適切な治療を続けることでペニスの状態が良くなり、高齢者でも朝立ちが出来るようになる可能性はあります。

朝立ちが出来ないからといってあきらめるのではなく、原因を調べて自分に合った治療法を選ぶことが重要です。