ED治療を受けている場合の医療費控除の内容について

ED治療のために専門クリニックに長く通院している場合など、医療費の支払いでお困りの方もいるでしょう。

しかし、確定申告を行うことによって、医療費控除が認められる場合もあります。

治療を受けている期間が長く支払いに困っている場合、是非とも税理士に相談して必要な手続きを行ってもらいましょう。

ED治療のための医療費が年間で10万円を超えていれば医療費控除の対象となる

医療費控除とは年間の医療費が10万円を超えている場合、確定申告によって税金が戻ってくる制度のことです。

自分だけの医療費だけではなく、家族全員分で10万円を超えていた場合にも認められます。EDは医学的には病気と考えられているため、条件を満たせば医療費控除の対象となるのです。

医師がEDと診断してED治療薬を処方すれば、確定申告により認められるでしょう。専門クリニックを受診した場合、診断書や領収書は捨てずに大切に保管しておいてください。

現在ED治療薬には複数の種類がありますが、治療を目的としていればどの種類でも認められるでしょう。またジェネリックのED治療薬を処方された場合でも、領収書などの必要な書類があれば同じように認められるはずです。

必ず医療費の合計が10万円を超えることを確認しておきましょう。

通院のためにかかる交通費も対象となる

ED治療の専門クリニックが自宅から離れた場所にある場合、通院のために車や電車などを使い人もいるでしょう。

通院にかかる交通費についていも、証拠となる領収書などがあれば医療費控除の対象となり得ます。日付と交通手段がわかり、クリニックが発行する診療明細の内容と照らし合わせて問題なければ良いでしょう。

また緊急時にタクシーを使った場合でも、領収書があれば認められるでしょう。医師を自宅に送迎するための交通費がかかった場合も、同様に認められる可能性があります。

ED治療薬を個人輸入した場合も認められるのか?

男性の中には専門クリニックで処方されたものではなく、自分自身でED治療薬を入手している人もいるかもしれません。

最近ではインターネットを利用し、海外から安い値段で個人輸入できる場合もあります。たとえ個人輸入であっても、ED治療が目的であれば医療費控除の対象となる可能性はあります。(あくまでも可能性です)

処方された場合と同様に領収書などが必要となるため、確定申告のために保管しておいてください。

しかし個人輸入で手に入るED治療薬には注意が必要

某専門クリニックが調査を行ったところ、海外からの個人輸入のED治療薬は人体に悪影響を与える場合もあるというデータが報告されています。

製造されている環境が悪く、EDの症状が悪化してしまう可能性もあるのです。医療費を安く抑えたい場合でも、医師の診断の下に処方されたものが良いでしょう。

ED治療と同時に受けている治療には医療費控除が認められるのか?

男性治療全般に精通している規模の大きな専門クリニックでは、AGA治療が可能なところもあるでしょう。

またED治療の一環としてタバコを控えている男性には、禁煙治療を受けている人もいるかもしれません。

AGA治療や禁煙治療をED治療と同時に受けている場合、それだけ多額の医療費がかかることが考えられます。

しかし美容を目的としたAGA治療の場合、自由診療となるため基本的には医療費控除が認められません。

一方、禁煙治療の場合、医療費控除が認められる場合もあります。

タバコをやめたくてもやめられない場合、ニコチン依存症と診断されることがあるでしょう。ニコチン依存症は治療が必要な病気であり、専門外来も存在します。

そのため年間の医療費の合計が10万円を超えていれば、ED治療の医療費とともに確定申告ができるはずです。

確定申告をする際のポイントとは?

ED治療の医療費の確定申告をする場合、以下にまとめるポイントを意識すると良いでしょう。

  • 確定申告を確実に行うためには税理士に依頼をする
  • ED治療に関する領収書やその他書類を紛失した場合は税理士にすぐに相談する
  • 確定申告の期間に間に合うように準備をする
  • 手続きを自分で行う場合は計算を間違えないように専用ソフトを導入する
  • 医療費を補てんする保険金がある場合は差し引かなければならない
  • ED治療を目的としたマッサージやお灸などの領収書も保管しておく
  • 領収書が電子書類である場合はデータを消去しないように注意する
  • 医療費の支払いは忘れずに済ませておく

確定申告の手続きは自分で行うことも可能ですが、ミスがあると最初からやり直さなければならないでしょう。プロである税理士に依頼すれば、面倒な手続きや書類の作成などを代行してもらえるはずです。

仕事や学業などで忙しい場合、税理士事務所を探してみてください。医療費控除が認められれば、ED治療を受けている男性の経済的負担が軽くなるでしょう。経済的事情から苦しさを感じているのであれば、今のうちから確定申告の準備をしておくことをおすすめします。

注意
税理士に確定申告に関する手続きを依頼した場合、「税理士に支払う費用」が発生するため、こちらを頭に入れておく必要があります。医療費控除を受けられたはいいけど、税理士に支払う費用を考慮すると結果的にマイナスとなることもあり得ますので注意が必要です。相談だけは無料でできる場合がほとんどですので、医療費控除の対象となるかも含め専門家である税理士に相談するのが一番です。